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合成関数のグラフと、方程式が表す図形

かっこの中を変えるとグラフは左右に動き、かっこの外を変えると上下に動いたり反転したりします。|f(x)| はx軸より下の部分を上に折り返し、f(|x|) は右半分を左にコピーします。x と y の方程式も円やひし形などの図形を描きます。どの縦線も1回しか交わらないときだけ、それは関数のグラフです。

🎬 ステップ別ストーリー

  1. y = x² から始めましょう。点を動かすと、どの x にも y はただ1つです。だから関数のグラフといえます。
  2. 中に x − 2 を入れて y = (x − 2)² にします。灰色の影は元のグラフです。曲線全体が右へ2目盛りずれます。
  3. 全体を |·| で包んで y = |x² − 2| にします。x軸より下にあった部分が、パンケーキのようにひっくり返って上へ来ます。
  4. 中に |x| を入れて y = (|x| − 1)² にします。右半分はそのまま残り、鏡のように左へコピーされます。
  5. 方程式も図形を描きます。|x| + |y| = 2 は、各軸上の2の点を角とするひし形です。r を動かして大きくしてみましょう。
  6. 自由に遊びましょう。円か横向きの放物線を選んでください。縦線が2回交わるので、どちらも関数のグラフではありません。

ヒント:3Dをドラッグすると回せます。2本指で拡大・縮小できます。

🤔 よくある疑問をスッキリ解決

「1つの x に y が1つ」とはどういう意味ですか。

好きな x のところに縦線を引きます。曲線と1回だけ交わるなら、それは関数のグラフです。y = x² 上の点には、いつも y が1つだけあります。

マイナスなのに、なぜ (x − 2)² は右へ行くのですか。

いちばん低い点では x − 2 = 0 が必要なので、x = 2 です。頂点が x = 2 へ動き、それは右側です。

なぜ軸より下の部分は上へ折り返されるのですか。

絶対値はマイナス符号を取り除きます。負の高さが、同じ大きさの正の高さになります。

なぜ f(|x|) はいつも対称なのですか。

|x| と |−x| は同じ数なので、x と −x は同じ y になります。左側は右側の鏡うつしです。

なぜ |x| + |y| = 2 は円ではなくひし形なのですか。

第1象限では x + y = 2 となり、まっすぐな線です。4つの象限で4本のまっすぐな辺ができます。

円は関数ではまったくないのですか。

円全体は関数のグラフではありませんが、上半分 y = √(r² − x²) は関数のグラフです。

合成関数:中と外

合成関数 f(g(x)) とは、先に g を計算し、その答えを f に入れることです。f(x) = x²、g(x) = x − 2 なら f(g(x)) = (x − 2)² になります。順番を逆にすると g(f(x)) = x² − 2 となり、別のグラフになります。

y = f(x) のグラフについての基本ルール:

すべての動きは別のレッスンで学べます:関数の変換。

グラフの絶対値:|f(x)| と f(|x|)

絶対値 |a| は、符号を取った a の大きさです。|−3| = 3 です。

|f(x)|(外):まず y = f(x) をかきます。x軸上かそれより上の部分はそのまま残します。x軸より下の部分は上へ折り返します(x軸について鏡うつし)。結果は0より下に行きません。

f(|x|)(中):x ≥ 0 の部分だけ y = f(x) をかきます。左側は捨てて、右側の鏡うつしに置き換えます。結果は y軸について対称(偶関数)になります。

例:y = |x² − 2| は ±√2 で0になり、x = 0 で最大の山 2 をとります。y = (|x| − 1)² は ±1 で0になり、x = 0 で y = 1 です。

方程式が表す図形

x と y の方程式の図形(グラフ)とは、それを成り立たせる点 (x, y) をすべて集めたものです。

コツ:|x| + |y| = r をかくには、第1象限だけ(x, y ≥ 0)で x + y = r をかき、残りの3つの象限に鏡うつしします。

垂直線テスト:ある縦線が図形と2回交わると、1つの x に y が2つあるので関数のグラフではありません。円と y² = x は不合格、y = x² と y = |x| は合格です。

スケッチの手順

  1. 定義域(使える x の範囲)を調べる。
  2. 切片(軸と交わる点)に印をつける。
  3. 対称性を確かめる(偶関数なら y軸について対称)。
  4. いくつかの目印の点をとり、なめらかにつなぐ。

グラフは解の個数も教えてくれます。y = f(x) と y = g(x) が交わる回数が、f(x) = g(x) の解の個数です。

やってみよう:予想してから確かめる

3Dボードで y = (x − h)² を選びます。h = 3 のとき、いちばん低い点がどこに来るか予想し、h を3に動かして確かめましょう。|x| + |y| = r を選び、r = 3 のときの面積を予想します(答えは18)。家では、紙を半分に折り、片側にハートの半分をかいて、線に沿って切って開きます。折り目が y軸で、あなたは f(|x|) を作ったことになります。

重要な公式と用語

例題

1. f(x) = x²、g(x) = x − 2 のとき、f(g(x)) と g(f(x)) を求めなさい。

f(g(x)) = (x − 2)²:放物線 x² が右へ2ずれ、最も低い点は (2, 0)。g(f(x)) = x² − 2:放物線が下へ2ずれ、最も低い点は (0, −2)。2つは別のグラフです。

2. y = |x² − 2| のグラフをかき、0になる点と y切片を答えなさい。

まず x² − 2 をかく(最も低い点 (0, −2)、0になる点 ±√2 ≈ ±1.41)。0になる点の間のくぼみを上へ折り返すと、(0, −2) は (0, 2) になる。0になる点は ±√2、y切片は 2。

3. y = (|x| − 1)² のグラフをかきなさい。

x ≥ 0 では (x − 1)²:最も低い点は (1, 0)、x = 0 の値は 1。これを左へ鏡うつしする:0になる点は x = ±1、y切片は 1、(0, 1) に小さな山ができて、文字 W のような形になる。

4. |x| + |y| = 2 をかき、その面積を求めなさい。

角は (2, 0)、(0, 2)、(−2, 0)、(0, −2)。対角線の長さが4の正方形です。面積 = ½ × 4 × 4 = 8(2r² = 2 × 4 = 8 でも同じ)。

5. 円 x² + y² = 9 の上で、x = 2 のときの y を求めなさい。

4 + y² = 9 なので y² = 5、y = ±√5 ≈ ±2.24。点は2つ:上半分に1つ、下半分に1つ。

6. y² = x のグラフは、関数 y = f(x) のグラフですか。

いいえ。縦線 x = 4 は y = 2 と y = −2 で交わります。1つの x に y が2つあります。これは y = √x(上)と y = −√x(下)という2つの関数のグラフを合わせたものです。

7. (x − 2)² = |x| の解はいくつありますか。

y = (x − 2)² と y = |x| をかく。x ≥ 0 のとき:x² − 4x + 4 = x より x² − 5x + 4 = 0、x = 1 または 4。x < 0 のとき:x² − 3x + 4 = 0 は D = 9 − 16 < 0 なので解なし。よって解は2つ。グラフでも右側に交点が2つあります。

8. f(x) = √x、g(x) = x² − 4 のとき、f(g(x)) の定義域を求めなさい。

f(g(x)) = √(x² − 4)。x² − 4 ≥ 0 が必要なので、x ≤ −2 または x ≥ 2。グラフは離れた2本の腕になる:1本は (2, 0) から右へ、もう1本は (−2, 0) から左へのびる。

よくある間違い

練習クイズ

1. y = (x − 3)² のグラフは、y = x² をどう動かしたものですか。
2. |f(x)| は、x軸より下の部分をどうしますか。
3. x² + y² = 25 は、半径いくつの円ですか。
4. |x| + |y| = 3 の形は何ですか。
5. f(|x|) のグラフは、いつも何について対称ですか。

練習:自分で答えてみよう

答えを入力するか選んで、「チェック」を押そう。困ったらヒントを見てね。解答は答えたあとに表示されます。

よくある質問

合成関数とは何ですか。

ある関数の出力を別の関数に入れて作る関数で、f(g(x)) と書きます。

絶対値の関数のグラフはどうかきますか。

まず普通のグラフをかきます。|f(x)| は負の部分を上へ折り返します。f(|x|) は右半分を左へコピーします。

垂直線テストとは何ですか。

どの縦線も曲線と多くて1回しか交わらないなら、その曲線は関数のグラフです。

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